江戸前穴子を堪能できる すし 乃池

穴子といえば「すし 乃池」といわれるほど、谷根千界隈で長きにわたって親しまれている名店です。

店主の野池幸三さんは日本橋の江戸前寿司店で修行を積み、昭和40年に独立してこの地で開業。近くの大圓寺で開催される「谷中菊まつり」の実行委員長を務めるなど、古きよき文化を守るための活動にも取り組んでいらっしゃいます。

お店の看板メニューは「名代 穴子寿司」。穴子は生きたものを仕入れて、その日のうちに煮ているのだそう。「手間はかかるけれど、そうすると穴子がふっくら柔らかくなる」とのこと。すし飯には砂糖やみりんを入れず、酢と塩だけで味付け。「ご飯に余計な味付けをしない方が寿司の味を楽しめる」という野池さんの言葉通り、豊かな風味が口の中に広がります。一口食べたら忘れられない、そんなやみつきになる味です。

店舗紹介

すし 乃池（すし のいけ）

東京都台東区谷中3-2-3
Tel：03-3821-3922
営業時間：月～土曜日11:30～14:00（L.O.13:30）16:30～22:00（L.O.21:30）
日曜・祝日11:30～20:00（L.O.19:30）
定休日：毎週水曜日

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  「名代 穴子寿司」。タレには穴子の煮汁から出たうま味のエッセンスが凝縮されている。持ち帰り用の折り詰めや、にぎり寿司も人気。

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  千駄木駅の団子坂出口から徒歩1分の場所にあるお店は、雰囲気のある佇まい。2階の座敷で会食や宴会もできる。