SWITCH

スタッフを束ねる看護師長 / 書道家(師範)

付属病院 太田 美千代 さん

医療のプロとしてテキパキ働くスタッフですが、一歩仕事を離れると意外な一面が。 今回は、付属病院内科の混合病棟で働く師長のONとOFFのスイッチをご紹介します。
太田 美千代さん

SWITCHER

日本医科大学付属病院

太田 美千代さん(おおた・みちよ)

1993年に日本医科大学付属病院に入職。脳神経外科病棟で15年間ほど働いた後、主任となり脳神経内科や腎臓内科がメインの混合病棟に異動。現在は、東館2階の混合病棟(内科)で師長を務める。

on job style

スタッフを束ねる看護師長

  • 看護師となって25年。脳神経外科や脳神経内科病棟などで経験を積んできた私は、バイタルサインや症状の変化を注意深く観察し、後遺症を抱えた患者さんの心と体をケアすることにやりがいを感じてきました。

     師長となった今は、スタッフの育成がメインですが、スタッフの様子を確認するだけではなく、患者さんの生の声を聞くため、なるべくベッドサイドに行くことを心がけています。

     コツコツ型の私にとっては「勤務表作り」も楽しみの一つ。スタッフ一人ひとりの臨床経験や特性を考慮しながら、安定した看護を提供できるようシフトを組むことにはやりがいを感じます。
     明るいスタッフたちと、笑顔の絶えない病棟を作っていきたいと思います。

    スタッフたちをまとめる師長として、小まめなコミュニケーションを心がけている。

  • Job ITEM

    スマートフォン

    師長以上の看護師、医師、他病院職員が持つ、「院内連絡用」のスマートフォン。

off job style

書道家(師範)

  • 書道は、私の生活に彩りと潤いを与えてくれています。 小学校で習っていた書道を再開したのは、看護師となって5年目の時。 わずかな線の書き方でがらりと印象が変わる書道の奥深さに魅せられ、現在は、太田紫鳳(おおた・しほう)という雅号で活動しています。 どんなに忙しくても、半紙と向き合っていると没頭できるのです。

     年に一度、上野・東京都美術館での作品展にも出展していますが、最近になって感じるのは、「書道には妥協も必要だ」ということ。

    上手く書きたい気持ちはあっても技術が追いつかず、己(身の丈)を知れるからです。 墨をすって心を整える時間は、私が仕事とのスイッチを入れ替える瞬間。 生涯の趣味として続けていくつもりです。

  • 作品の大きさは手のひらサイズのものから、自分の背丈を超えるものまでさまざま。 時には保管場所に困ることも。

  • Private ITEM

    階、行草・篆(てん)、隷書(れいしょ)などの書体によって、筆を使い分けています。

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