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丁寧な請求管理で患者をサポートする/馬とともに過ごすリラックスできる時間
千葉北総病院 事務部医事課 志津安里さん
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日本医科大学千葉北総病院 事務部医事課
志津 安里さん(しづ・あんり)
2017年に入職。特に循環器患者の入院請求業務を任されている。今年4月からは同じ部署の新人指導にも当たる。さらに経験を積んで、実家のクリニックを手伝うのが夢。
丁寧な請求管理で患者をサポートする
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さまざまな分野の専門家が集まる大きな病院で「医療知識について学びたい」と思い、大学病院の医事課に入職しました。私が担当しているのは、循環器の入院患者さんの治療費に関する請求事務です。例えば狭心症の患者さんでしたら、入院から手術をして退院するまで、一連の治療の流れを一つのデータとして全て入力します。
寸分間違ってはいけないので、とても正確さが求められる仕事です。この仕事を始めて3年になりますが、患者さん一人ひとりで、術式や使用する薬剤が異なりますので、経験を積んでも積んでも、なおまだ知らない専門知識が毎日のように出てきます。勉強するのが好きで、日々新しい発見にわくわくしています。先生方から質問されることもあるので、それにしっかり答えられるように豊富な知識を身に付けたいと思っています。今では信頼して話しかけてくださる先生方も増え、やりがいにもつながっています。
物事に対して真っすぐ向き合う
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Job ITEM
心臓治療に関する専門書
担当する医療の専門知識を身に付けるために、常に手元に置いて調べられるようにしている。
馬とともに過ごすリラックスできる時間
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子どもの頃から動物は好きだったのですが、乗馬シーンがある映画を見たのがきっかけで、「馬に乗ってみたい」と思うようになりました。小学1年生になって、実際に馬を見に行って、とりことなり、それから乗馬を始めました。生き物が相手なので、同じことをしていても、必ずしも毎回同じ結果にはならないのが面白いところ。馬は頭が良く、名前を呼べば来ます。言葉でやりとりができない分、目や表情から乗っている人の性格を読み取るようです。
私が乗っている馬は、アルファという牝馬(ひんば)。競技としての乗馬は炎天下でも雨でも雪でも、天候に関係なく行うので、とにかく体力がつきます。デスクワークが中心の仕事ですが、体幹が鍛えられ、良い姿勢を長時間キープしていられるのも乗馬のおかげです。アルファとの時間は“癒やし”であり、オンとオフの切り替えにもなっています。
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軽井沢の森で外乗(一般道で乗馬)。「自然の中で乗ると、また違った楽しさがあります」
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Private ITEM
乗馬用ムチとヘルメット
乗馬技能認定の障害2級を取得した腕前を持つ。障害物を飛ぶタイミングは足で合図をするという。