One Team!
千葉北総病院 医療連携支援センター
地域の基幹病院として医療連携と患者支援を推進
hippocrates 30号 2026年07月発行
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医療連携支援センター センター長/院長補佐
糸川 典夫先生(いとかわ・のりお)
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医療連携支援センター看護師長
佐々木 圭子さん(ささき・けいこ)
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医療連携支援センター医療ソーシャルワーカー 係長
松崎 隆さん(まつざき・たかし)
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医療連携支援センター課長
田中 義将さん(たなか・よしまさ)
入退院から生活や就労まで幅広く支援
─医療連携支援センターはどのような活動をしていますか。
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田中:当センターの主な業務は、近隣の医療機関から紹介された患者さんの受診依頼の対応を行う前方支援、入院する患者さんの病床管理と入院支援、当院で入院治療後の転院・退院調整を行う後方支援、患者さんや家族の相談を受ける患者支援相談窓口、医療福祉相談など、地域の基幹病院として医療連携を進めています。当院と提携している連携登録医療機関は544施設にもおよびます。
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医療連携支援センターのメンバー
─構成メンバーと役割を教えてください。
糸川:医師は、センター全体の方向性を検討し、必要な判断を行う役割を担っています。私は今年4月にセンター長に就任したばかりですが、臨床医として長年、当センターに支えられてきた立場からも、多職種連携が非常に円滑に機能していることを改めて実感しています。当院の医療にとって、欠かせない組織であると感じています。
佐々木:看護師は18名で、入院支援、病床管理、退院支援の3部門に分かれてそれぞれの業務に従事しています。私自身は全体の調整役で、各病棟の担当医や看護師、その他の医療職と連携し、全病棟と週1回の退院調整ミーティングなどを行っています。
松崎:ソーシャルワーカーは9名体制で、通院中や入院中の生活や就労の問題、在宅医療や転院、施設入所のこと、家族関係など、さまざまな悩みに対して、患者さんとご家族に寄り添いながら支援を行っています。
田中:事務職員はパート勤務を含め8名で対応しています。連携登録医療機関と院内各診療科間の受診調整や会議資料の作成など事務的作業を中心に行っています。当センターでは全職種が同じ居室で執務を行っているので、全員で患者さんの情報を共有して、その都度方向性を確かめながら業務を進められるのが強みだと思います。
センターの全職種が本当にフラットな関係
─業務を円滑に進めるために意識していることはありますか。
糸川:多職種連携チームというと、医師が主導するイメージを持たれがちですが、当センターでは全職種が本当にフラットな関係で連携しています。40人近い組織でありながら、職種を越えて意見を出し合える雰囲気があり、これは大きな強みだと思います。
佐々木:地域連携ということでは、地域の医療機関とは顔が見える関係が構築できていて、横のつながりも非常に広いです。毎年開催している医療連携フォーラムも盛大で、当院を知ってもらう機会になるよう工夫しています。
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松崎:当院の特徴の一つに、退院支援看護師が手厚く配置されているという点があります。医療的視点を得意とする看護師と生活課題や社会資源の調整を担うソーシャルワーカーが連携し、それぞれの専門性を活かしながら退院支援を行っています。
─今後の目標を教えてください。
糸川:医療連携支援センターの取り組みをより多くの方に知っていただき、地域の皆さまをより幅広く支援できるよう、市民公開講座や地域の勉強会などの開催も検討しています。院内および地域からの相談や依頼には可能な限りお応えする姿勢を大切にし、地域の医療機関に安心してご相談いただけるセンターを目指していきたいと思います。