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令和6年度文部科学省高度医療人材養成拠点形成事業に
「日本医科大学医療DX教育支援プログラム」が選定

令和6年度文部科学省高度医療人材養成拠点形成事業(高度な臨床・研究能力を有する医師養成促進支援)に「日本医科大学医療DX教育支援プログラム ネオ・デジタルネイティブ世代への医学教育支援による救急医学研究の強化」が選定されました。

この事業は、医師の働き方改革を進めながら、医学生及び医学系大学院生に対して、大学病院において、効果的な臨床実習の実施や、研究活動に参画する機会を確保するとともに、教育研究支援者を活用し、研究体制の強化により臨床研究を推進することで、臨床教育・研究に関する知識・技能等を有する優れた医師を養成し、我が国の医学・医療の発展や研究力の強化に貢献することを目的としており、最大6年間の補助期間となっています。

医学部を置く各国公私立大学に公募が行われ、本学はプログラム【タイプB】特色臨床研究基盤人材養成拠点(特色ある診療領域の体制を強化し、国際レベルの臨床研究を特色ある領域で進めることで、その診療領域における臨床研究をけん引し、大学の研究力強化とともに、高度な臨床教育・研究に関する知識・技能等を有する医師養成を行う拠点を形成する。)に申請しました。【タイプB】については52件の申請があり、審査の結果、本学を含めた30件が選定されました(うち私立大学は9件)。

  • 本学のプログラムは、救急医学分野の横堀大学院教授、研究統括センターの松山副センター長が中心となって事業計画が進められ、今後は、①救急医の研究エフォートを向上させるための「DX教育担当職員配置・新規職域育成」、②救急医の研究を支援するための「組織横断的救急・災害・集中治療データベース研究」、③効率的に教育の質を高めるための「AI教育支援システム開発」、の3つのタスクフォースによりプログラムを展開し、最終目標である「労務と自己研鑽のバランスの取れた国際アカデミックキャリア形成」を目指していきます。

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