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サウサンプトン大学への表敬訪問
2024年6月30日~7月4日に日本医科大学学長の弦間昭彦先生、国際交流センター長の小川令先生、日本医科大学教務部長の佐伯秀久先生、交際交流センター主任の王姝さんがイギリスのサウサンプトン大学を表敬訪問しました。
Southampton General Hospital(病院)、Center for Cancer Immunology(癌免疫研究所)、Clinical Research Facility(臨床研究施設)、Highfield Campus(学生キャンパス)を視察しました。病院では患者さんが受診しやすい印象を受け、学生教育部門も併せて見学しました。癌免疫研究所では最新の設備と効率化された研究体制に感銘を受けました。研究者間の積極的な交流を推進する環境も整えられていました。このような施設で学生の短期研究留学や医師の研究留学などを受け入れて頂けると有難いと感じました。
臨床研究施設では治験を含めた臨床研究を推進する大規模な体制が整えられていると痛感しました。学生キャンパスはとても広く、学生が生活しやすい環境が整えられていると感じました。
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両大学の国際交流に関する会議では、主に以下の4点:①海外選択臨床実習(CC)の受け入れ、②学生の短期研究留学(Summer Student)の受け入れ、③医師の研究留学(Research Dr. Exchange Program)、④共同で発行される学位(Ph.D. Joint Degree)の創設、が議論されました。詳細に関してはさらに検討が必要ですが、大枠では合意に達し、両大学の提携に関する基本合意書への調印が行われました。
本学では欧州の大学との提携は初めてであり、またサウサンプトン大学にとっても日本の大学(医学部)との提携は初めてとのことで、大変有意義な表敬訪問となりました。本学の国際交流がさらに発展していくことが期待されます。
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基本合意書への調印。左から弦間学長、Prof. Diana Eccles (医学部長)
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会議後の記念撮影。左から王主任、佐伯教務部長、弦間学長、Prof. Diana Eccles (医学部長)、小川センター長、Prof. Ruiha Hou、Ms. Amber Lou
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Southampton General Hospitalの視察。左から王主任、佐伯教務部長、弦間学長、小川センター長、Prof. Ruiha Hou