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「細胞内シグナルを光と特殊な分子で操作する技術の開発
~マイトファジーの分子機構の理解に貢献~」の共同記者発表

東北大学多元物質科学研究所の水上進教授、日本医科大学先端医学研究所遺伝子制御学部門の山本林大学院教授らの研究グループは、光を当てると構造が変化する特殊な化合物を使って細胞内シグナルを操作する技術を開発し、2024年6月18日に記者発表を行いました。この新技術をオートファジー研究に応用して、パーキンソン病の原因となるタンパク質の細胞内動態を光で操作することによって、マイトファジー(オートファジーによるミトコンドリアの分解)の分子機構の一端を明らかにしました。

本研究成果は、パーキンソン病などの神経変性疾患をはじめとする様々な疾患の機構解明につながることが期待されます。

  • オンライン記者発表画面

  • 山本林大学院教授

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