NMS TOPICS

厚労省「基礎研究医プログラム」に2名の定員枠

昨今、諸外国 (主に発展途上国)において基礎研究への取り組みが強化され、日米欧を急速に追い上げきており、わが国の国際競争力は相対的に低下傾向にあります。そこで厚生労働省は今年度から、基礎医学に意欲があり基礎医学系大学院に入学する学生向けに「基礎研究医プログラム」の募集を始めました。

このプログラムは基幹型臨床研修病院の大学病院で、かつ5基準を満たした場合、原則1名最大5名まで基礎研究医の定員が認められます。日本医科大学は、基礎医学の全分野(先端医学研究所を含む)に協力いただき、5基準を全て満たすことができたため申請を行い、2名の定員枠を獲得できました。
全国30大学病院が定員枠を獲得、私立医科大学で2名の定員枠を獲得したのは、本学付属病院と他の1大学病院のみです。本学における基礎研究を行う臨床研修医の受け入れ体制や基礎研究医プログラムが高く評価されたといえます。この定員枠獲得を弾みに、今後、本学と付属病院との連携をさらに強化し、日本の基礎研究を担う医師の育成に尽力してまいります。

令和4年度 基礎研究医プログラム定員

PAGE TOPへ