関連病院紹介

神栖済生会病院

神栖(かみす)市は茨城県の南東の端にあり、利根川と鹿島灘に挟まれた細長い地形です。鹿島港、鹿島臨海工業地帯(鹿島コンビナート)の大部分は、鹿嶋市ではなく実は神栖市に存在し、日本製鉄をはじめとした大企業の工場が数多くあります。

全国から人が集まり、人口構成も若年者が多く、税収も多いためとても裕福な自治体です(2018年度末人口9万5229人[年次推移では増加傾向]、令和元年度年間予算は666億円)。

鉄道がないため不便に感じられる面がありますが、東京駅八重洲口から10〜20分おきに高速バスが出ていて、神栖市の中心街まで約1時間30分で到着します。

一方、神栖市を含む茨城県南部の鹿ろっ行こう保健医療圏は、全国300余りの二次保健医療圏の中でもワースト10に入る医師不足の地域です。

厚生労働省が目指す病院再編に先駆けて、2019年4月に近隣の鹿島労災病院と統合し、10月には災害拠点病院に指定されました。現在、療養病床39床を含む179床の許可病床ですが、統合による一本化によって神栖市、茨城県と共同で積極的に設備投資を行い、大学と連携強化が図れる環境を整備して、そして医療資源を拡充し、今後は鹿行保健医療圏では最大の急性期医療施設となります(最終的な許可病床は350床)。

  大学の制度が変わりましたが、当院は前身の波崎済生病院時代の1994年から日本医科大学の特定関連病院に指定されていました。現在、内科、外科、泌尿器科、形成外科で日本医科大学から常勤医が派遣されています。

 

2020年1月より、高﨑秀明前院長から消化器外科准教授の中村慶春先生に院長が交代し、日本医科大学との新たな関係を神栖市と共同で築き上げているところです。

恩賜財団済生会神栖済生会病院

  • 〒314-0112
    茨城県神栖市知手中央7-2-45
    基本診療時間
    9:00~11:00、14:00~15:30
    診療科により異なる場合があります
    Tel:0299-97-2111

  • 恩賜財団済生会神栖済生会病院

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