昭和の風情を楽しむ
カヤバ珈琲（コーヒー）

昭和13年（1938年）開業の老舗喫茶店「カヤバ珈琲」。約70年間続けてきた先代の榧場（かやば）伊之助氏が2006年に亡くなり、閉店に追い込まれました。しかし昭和の風情（大正期築）をこの場所に残したいとNPO法人が復活させ、現在もそのたたずまいを残しています。「建物と歴史の趣を楽しみながら、この空間を味わってもらうためのメニューを提供しています」と店主の成瀬真理子さん。

コーヒーとココアを半分ずつブレンドした昔ながらのメニュー「ルシアン」もありますが、何といっても人気は定番「たまごサンド」。2年ほど前、近所のベーカリーで焼いたサワードウブレッドという酸味の効いたパンに変え、そのパンをいったん蒸してからトーストすることで、たまごの風味を引き出し、外はカリカリ、中はふんわりという食感が評判です。

店舗紹介

カヤバ珈琲（かやばこーひー）

東京都台東区谷中6-1-29
Tel：03-5832-9896
営業時間：8:00～18:00
（土・日 〜19:00）
定休日：なし（不定休）

予約サイト：https://yoyaku.toreta.in/kayabacoffee/
2022年1月現在、4人以上の来店は不可。

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  人気のメニューの「たまごサンド」。これにサラダとスープが添えられる。

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  根津駅から善光寺坂を700mほど上がり、上野桜木交差点の角にある。近くに文化財や史跡も多い。