SWITCH

ひたむきな気持ちで丁寧な仕事を/技術の上達が心の成長につながる

生理学(システム生理学) 感覚情報科学分野 テクニカルサポートスタッフ 碓井 澄子 さん

大学職員としてテキパキ働くスタッフですが、一歩仕事を離れると意外な一面が。今回は、基礎医学研究室で働く職員のONとOFFのスイッチをご紹介します。
碓井澄子さん

SWITCHER

日本医科大学 生理学(システム生理学) 感覚情報科学分野 テクニカルサポートスタッフ

碓井 澄子さん(うすい・すみこ)

臨床検査技師の専門学校を卒業し、東京慈恵会医科大学附属病院での勤務を経て、2004年に日本医科大学に入職。生理学で研究のサポート業務を行っている。

on job style

ひたむきな気持ちで丁寧な仕事を

  • 「研究は楽しそう」というイメージで転職したのが、日本医科大学の生理学で働くようになったきっかけです。もともとは臨床検査技師として働いていたので、研究分野は未知の世界でしたが、実際にやってみると今まで分からなかったことを解明していくところに、面白さややりがいを感じています。

    私の仕事は、生理学の金田誠大学院教授と研究室のメンバーをサポートすること。リアルタイムPCRや電気泳動、細胞培養などを用いた実験や、教室内の事務、教育業務の補助を行っています。小さなことでも新しい発見があれば楽しいですし、基礎医学研究の大切さも知ることができました。

    実験ではミスをしないのが大前提なので、どんな時でも慎重に進めるように心掛けています。モットーにしているのは少林寺拳法の教えでもある「真純単一」という言葉。純真な気持ちで常にひたむきに取り組みたいと考えています。

    job style

    研究室では培養作業など研究のサポートをする

  • job style
  • Job ITEM

    ピペットマン

    決められた分量の液体を正確に測り取るための器具。マイクロリットル単位のごくわずかな量でも計量できる。

  • ピペットマン
off private style

技術の上達が心の成長につながる

  • 友人がやっていた影響で21歳の時に始めた少林寺拳法。今では夫も一緒に楽しんでいます。少林寺拳法は年齢や性別を問わずにできるのが魅力。護身術として身に付けたい人にも、健康のために体を動かしたい人や精神修行をしたい人にも、それぞれの目的に合わせて学ぶことができます。私は特に2人1組で技を掛け合う「演武」が好きです。お互いの攻防の間合いを確認し、スピードや力加減を工夫しながら協力して作り上げていく、その過程に充実感があります。

    たとえストレスや悩みがあっても、体と心は密接につながっているので、少林寺拳法で体を動かすことによって心も健やかになる。心身が調和する心地よさを感じられます。今は正拳士五段を目指して、稽古に励んでいます。いずれは自分が習ってきたものを誰かに伝える指導にも携われるようになりたいです。

    off style

    技の組み合わせで独特の連帯感が生まれる「演武」

  • off style
  • Private ITEM

    グローブ

    素手で寸止めしながら突きと蹴りをするのが基本だが、防具を付けて実際に相手に当てる練習をすることも。

  • グローブ

PAGE TOPへ