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日本医科大学の最新トピックスをご紹介します

本学における
数理・データサイエンス・AI教育の取り組み

文部科学省では、未来社会(Society 5.0)に向け数理・データサイエンス・AIに対する基礎的な知識・能力の育成、AIを活用する実践的能力の育成を目的として体系的な教育を行う大学の教育プログラムを認定する、数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度を開始しました。

日本医科大学においても、数理・データサイエンス・AIの重要性を認識し、これを活用できる人材の育成に取り組んでいます。本学における教育プログラムは、コンピュータ・リテラシーに始まり確率論、統計学などの数学や人工知能概論、プログラミング演習で構成しています。さらに画像診断などAI活用例を通して、医療分野での必要性を学びます。これらの講義は1年次の必修科目としており、2021年度は履修した学生全員がプログラムを修了しました。

2021年9月に開設した数理・データサイエンス・AI教育センターでは、実践した講義を評価するとともに、最新知識を取り入れるなど今後に向けプログラム改善を図っています。

このような取り組みをもとに、2022年5月には、本学のプログラムについて、数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)へ認定申請を行いました。

また、本学大学院においても、今年度からAI・データサイエンスコースを新設し、東北大学が主幹校となっている「Global×Localな医療課題解決を目指した最先端AI研究開発人材育成プログラム」に参加し、他大学と連携した医療AI教育を推進していくこととしています。

  • AI(人工知能)について講義する藤﨑弘士センター長

  • コンピュータ・リテラシーの演習に使用するマルチメディア教室(武蔵境校舎)

本学の特色である医療分野の授業における教材

  • 前立腺がんデータ

    AIを用いたCT画像の復元

  • 有限要素法を用いた褥瘡のシミュレーション

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