地域の中核的な急性期病院
専門性の高い医療の提供を追求

同愛記念病院は、関東大震災の後に、アメリカ合衆国国民からの義捐金の一部で被災地域の救援を行う病院として設立され、戦後の連合国軍の接収を経て1956年に社会福祉法人同愛記念病院財団同愛記念病院として診療を再開いたしました。

現在は24の診療科を持つ403床の急性期病院（東京都指定二次救急医療機関）です。一部の科を紹介します。泌尿器科はロボット支援手術（ダビンチ）による前立腺手術や腎がんの手術を行っており、尿路結石でも多数の症例を治療しております。整形外科は肩関節・股関節・膝関節の手術を多数手掛けており、広い地域からの紹介患者を受け入れております。外科は大腸を中心とした低侵襲手術や肝胆膵手術などを積極的に行っており、婦人科は腹腔鏡手術を数多く手掛けており、ロボット支援手術の取り組みも始めました。消化器内科は上部・下部消化管や肝胆膵などの疾患を多数診療しております。血液内科は主に血液悪性腫瘍の化学療法を手掛けております。

日本医科大学とは、日頃より多くの診療科で連携が図られており深く感謝申し上げます。現在は一般内科と脳神経外科に医局から派遣された先生が診療にあたっています。また血液内科、消化器内科、循環器内科には日本医科大学出身の先生方が活躍されております。

現在当院は、2022年の完成を目指して新棟（12階建）を建設中です。病棟と手術室が新しくなり、その後、診療棟改修、外構整備を経て2023年に新病院としてグランドオープンいたします。今後も一層、連携体制を強め診療を行っていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。