武蔵小杉病院

令和元年度消防訓練を実施

武蔵小杉病院は令和2年(2020年)2月26日、恒例となっています消防訓練を実施しました。過去、死者が発生した病院火災の多くは、病院勤務者が少ない夜間帯に発生していること、また、東京消防庁の火災統計によると、病院火災の出火原因の第2位が放火であることから、深夜帯の23時、B館5階の病室の患者さんが寝具に放火したとの想定で訓練を開始しました。

病棟看護師が火災を発見し、通報、初期消火および避難誘導を組織的に行うとともに、防災センターに自衛消防隊本部を設置し、当日の当直医師リーダーが自衛消防本部隊長となり、情報収集、地区隊への各種活動下命および川崎市消防隊が病院に到着した際の情報提供などを実施しました。

  • 消防訓練
  • 特に今回の訓練では、3つの避難方法を効果的に選択することが目標の一つでした。防火区画を設定し患者さんが病室にとどまる「籠城(ろうじょう)避難」、B館5階からA館5階への「水平避難」、車いすの患者さんを階下へ避難させる「垂直避難」(写真)を実施しました。

    今後におきましても、武蔵小杉病院では患者さんの安心と安全の確保を目的に、職員の防火・防災力を高めてまいります。

病院の特色

  • 1937年6月に日本医科大学付属丸子病院として開設され、2006年から現在の日本医科大学武蔵小杉病院という、より地域に密着した名称に。

    高度先進医療を提供する大学付属病院の立場から、発展著しい川崎市中原区における地域中核病院として、地域医療に貢献しています。 安全で質の高い医療を提供するための「チーム医療」、地域のほかの病院・医院や介護施設等との連携による「地域包括ケアシステム」などを推進しています。

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