付属病院

日本医科大学付属4病院の最新トピックスをご紹介します

ECMOカー導入で「攻めの医療」を展開!
救命救急センターの病院前診療・病院間医療連携の取り組み

  • 日本医科大学付属病院 高度救命救急センターは多発外傷、脳卒中、敗血症、腹部救急疾患など重篤な急性期疾患の治療を担っております。1993年には広範囲熱傷、急性中毒、切断肢に対する高度な医療を提供する全国初の高度救命救急センターとして認可され、現在に至るまで多くの重症救急患者さんを積極的に受け入れてまいりました。

  • 救急車

2021年より重症患者さんの治療が現場で可能になるECMOカーを導入しました。これは車内に、レントゲン撮影装置や超音波検査機器、血液検査機器などを装備し、患者さんの発生した現場から治療が開始でき、また重症患者さんを安全に搬送できるものです。

現在、医師、救急救命士、看護師、臨床工学技士、放射線技師など、チーム一丸での活動を行っております。シミュレーションなどを用いて日々チーム力を高め、2021年の運用開始以降、新型コロナウイルス関連の患者さん45人を含む、89人の患者さんの初期対応と搬送を担うことができました。

日本医科大学付属病院は、地域医療を担う医療機関の先生方とさらに連携を強め、地域医療へのさらなる貢献を目指してまいります。引き続きのご鞭撻をいただきますようお願い申し上げます。
(救命救急科 部長 横堀將司)

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